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こんな事もやっています

植物共生菌による減農薬農業-エンドファイトの開発

エンドファイトの開発

ほとんど全ての植物の中には、我々が口にしている野菜を含め、糸状菌 (カビ)、細菌 (バクテリア) といった微生物が存在しています。このような植物内生微生物のうち病原菌でないものを総称してエンドファイト (endophyte) と呼んでいます。自然界においては、このような微生物が植物に様々な有用機能を付与することにより植物の健全な生育を補助していると考えられています。

img_52.jpg そこで我々は、この植物内生微生物の様々な有用機能を農業に応用することを目的に研究開発に取り組んでいます。これまでの研究において、一部の植物内生細菌は宿主植物の病害を抑制し、また生育を促進する事が明らかになっています。これら有用機能の発現メカニズムについては、(独)理化学研究所と共同で解析を進めています。病害の抑制については、植物内生細菌が植物の本来備える免疫的な抵抗性を誘導している可能性が高いことが明らかになっています。 安全な植物内生微生物を農業に活用することにより環境保全を可能とし、安全・安心な農産物の生産に貢献できます。また微生物の培養は農薬の化学合成に比較し極低エネルギーで可能なことから、農薬使用量が削減されることで温室効果ガス排出量削減にも貢献できます。